齋藤孝 著書「昭和歌謡界隈の歩き方」はどんな本?内容と齋藤孝の現在

今回は2025年2月に発売された著書「昭和歌謡界隈の歩き方」について書いてみました

齋藤孝著書「昭和歌謡界隈の歩き方」にはどんな内容が書かれているのか?

齋藤孝著書「昭和歌謡界隈の歩き方」は2025年2月に白秋社から1760円(税込)

で発売されました。

日本の教育学者であり、数々の言葉に関する本を出版されている齋藤孝さんが、

なぜ「昭和歌謡」に関する本を出版されたのか、そこには齋藤孝さんの幼少期が関係しています。

大正生まれの齋藤孝さんの父親が、大の昭和歌謡好きであったこともあり

父親のCD昭和全集が残されていたのを引き継いで聴いていたのがきっかけです。

私も実家が商売をしていたこともあり、物心がついたころから家の中では

有線から昭和歌謡が流れる環境で育ったため自然に昭和歌謡が好きになりました。

やはり幼少期の環境や親の影響は大きいですね。

齋藤孝さんの著書「昭和歌謡界隈の歩き方」では現在も愛され続ける

昭和歌謡の謎に迫り齋藤孝さんが思う昭和を振り返りながら、

時代の流れや忘れがたい昭和の歌手について書いています。

また巻末資料には昭和歌謡史(1959年~1988年)が添付

こちらも昭和歌謡好きにはたまらない内容となっています。

齋藤孝著書「昭和歌謡界隈の歩き方」にはどんな曲が紹介されているのか?

齋藤孝著書「昭和歌謡界隈の歩き方」には、齋藤孝さんのオススメの曲や思い出深い曲

インパクトが強い曲などが紹介されています。

昭和41年に発売された美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」はインパクトの強い曲だと

最初に紹介されています。

私も美輪明宏さんのコンサートに行き「ヨイトマケの唄」を聴きましたが、

それまでの豪華で華やかな衣装や優雅な歌の雰囲気とは一転して、

髪色も黒一色のショートカット、衣装も黒で会場の様子も美輪明宏さんの切々と訴える

歌詞に静かに耳を傾ける感じでした。

そのほかには、にしきのあきらさん「空に太陽がある限り」奥村チヨさん「恋の奴隷」

水前寺清子さん「三百六十五歩のマーチ」なども紹介されており、わりと近い曲となるのは

石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」が紹介されています。

人それぞれに思い入れのある曲は違いますが私の場合、齋藤孝さんとはほぼ同年代なので

曲目をみただけで懐かしいあの頃の思い出が蘇るんですよ。

今ではミドル世代やシニア世代だけでなく、YouTubeなどの動画共有サービスで

昭和の音楽に若者が触れる機会が増えました。

それによって若者に愛される昭和歌謡も注目されていますね。

齋藤孝さんとはどんな人なのでしょうか?齋藤孝さんの現在や家族は?

齋藤孝さんは1960年10月31日生まれ年齢64歳(2025年現在)血液型O型

静岡県静岡市出身 大学で教鞭をとる傍ら講演活動、「さいとうメゾット」と称する

コミュニケーション塾を開催しています。

2025年1月からは朝の番組「ZIP」に出演中です。

私も番組を拝見してますが、爽やかで清潔感のある風貌は朝の番組にピッタリだと思います。

そんな齋藤孝さんですが幼少期には身体を動かすことが好きで相撲好きということもあり、

地元の商店街が主催する子供相撲大会に出場するなど相撲に積極的に取り組んでいました。

私の齋藤孝さんのイメージとしては少し以外な気もしますが、

年齢よりも若々しく引き締まった感じは身体を動かすことが好きという証明になりますね。

家族については仕事とプライベートを切り分けたスタンスを貫いていらっしゃるだけあり、

顔写真や名前など一切公開されていないようですが、奥様は一般の方で講演会などのお話から子供さんは二人いらっしゃいます。

子供さんとの会話の中で様々な気づきが得られると講演でもお話されており、

家族との会話も大切にしていることが伺えますね。

まとめ

今回は齋藤孝さんの、これまでに出版された著書とは少し趣が違う本の紹介でしたが、

大学生を30年以上も教えている齋藤孝さんだからこそ今の大学生が、

その時代の「自分の青春歌」をそれぞれにもっており、YouTubeやTikTokがきっかけで

昭和歌謡に触れ、昭和歌謡が愛されていることを肌で感じている喜びと、

また同じようにYouTubeやTikTokがきっかけで海外の方から昭和歌謡が注目を浴びている中

シティポップス以外ではアニメーションの影響も大きいことなどもあげています。

私が、これも言語の著書が多い齋藤孝さんだからこそ感じられたのでは?と思ったのは、

韓国では松田聖子さんの「青い珊瑚礁」に人気が集まっているようで、なぜなのかと考えたとき

日本語と韓国語の語彙や文字は違うが意思の疎通がしやすい言語だと分析しているところです。

これからも、どの世代からも愛される昭和歌謡が歌い継がれ人々の心に残る思い出と共に

大切な宝物となりますように願わずにはいられません。

齋藤孝さんの今後のご活躍を祈念いたします。

 

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